今年で3年目となった、先進的窓リノベ事業。
経済産業省は、2023年から2025年までを先進的窓リノベ事業の集中支援期間と定めています。
特に2025年は補助額が手厚い最後の年となる可能性が高いと予想され、駆け込みで利用する人が多く、年末には予算が残っていない可能性もあるため、早めの検討が推奨されています。
当社でも、夏前に相当数の件数の受注を受けております。
【制度の目的】
窓の断熱性を向上させることで外気の影響を抑え、住宅のエネルギー消費を削減し、光熱費の節約や省エネ化を促進することにあります。
政府は2030年度までに家庭部門からのCO2排出量を66%削減することを目標としており、この事業は地球環境配慮の一環として、窓のリフォームに補助金を出すことで既存住宅の省エネ化を促進することを目的としています。
【対象者】
工事発注者であり、その住宅の所有者等である方(居住していることが前提)となります。投資目的や賃貸経営目的での利用は制限されています。
集合住宅の場合、個人の住戸所有者だけでなく、管理組合や管理組合法人も申請が可能です。本事業は既存住宅のリフォーム工事を対象としており、新築住宅は補助対象外です。
【対象期間】
・対象工事の着工期間
2024年11月22日以降に着工し、遅くとも2025年12月31日までに施工が完了した工事が対象となります。この日付は、閣議決定が行われた日を基準としています。
・交付申請の受付期間
申請受付は2025年3月下旬から開始され、予算上限に達するまで、遅くとも2025年12月31日までとされています。
この事業で対象となる窓のリフォームは、大きく分けて3種類あります。
1.ガラス交換
既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、複層ガラス等に交換する工事
※障子枠(ガラス+フレーム)のみを交換し、枠を交換しない、または新たに設置しない場合にも、ガラス交換として取り扱います。
2.内窓の設置(二重窓)
既存窓の内側に新たに内窓を新設する、または既存の内窓を取り除き新たな内窓に交換する工事。最もリーズナブルに窓の断熱化が行えます。
※外皮部分に位置する既存外窓(ドア)の開口面から屋内側へ50cm以内に平行に設置するものに限ります。
3.外窓の交換(窓サッシごと交換)
窓サッシごと交換する方法で、以下の2通りがあります。
・カバー工法:既存の窓枠の上から新しい窓枠を覆い被せるように取り付ける方法です。既存のサッシが見えなくなり、1日で工事が完了することが多いです。
・はつり工法:既存の窓枠を完全に撤去し、新たに窓枠を取り付ける方法です。外装や内装の補修が必要になるため、比較的高額になり、日数もかかります。
※玄関ドアも断熱改修の対象。ただし、窓の工事と同一の契約であり、同時申請の場合のみ補助対象。ドア単独の工事は対象外。
先進的窓リノベ事業の中でも、もっとも需要が高いのが、内窓の取付。
吉建商でもYKKの内窓「ウチリモ プラマードU」をオススメしています。
一窓からでも申し込め(1戸あたり合計補助金50,000円から申請できます)、補助金最大200万円がもらえます。一窓あたりの施工時間は約60分。
まずは、お問い合わせください。
お客様のお家で該当窓を実測させていただき、お見積り、発注、取り付けを行います。
窓リノベ事業者である吉建商が補助金申請を行います。
内窓はカラーも種類があり、インテリアに合わせて選ぶことができますよ。